「いいおもちゃは高い」という思い込み
「知育玩具は1万円以上」「木のおもちゃがいいらしいけど高いし…」
そんな声、よく聞きます。でも、実際には高ければ良いという時代はもう終わっています。
子どもにとって大切なのは、「高価さ」ではなく「自由に試せること」「繰り返し楽しめること」。
むしろ100円ショップや家にあるもので、夢中になれるおもちゃはたくさん作れるんです。
子どもが惹かれるおもちゃの3つの共通点
- 正解がない(自由度が高い)
→ 自分でルールを作ったり、アレンジできるもの - 手触りが良い・音がする・動きがある(五感を刺激)
→ 手を動かすことで脳が活性化します - 発展性がある(遊びが続く)
→ 年齢が上がっても別の使い方ができる
例えば積み木。
赤ちゃんのうちは「触る」「なめる」、
2歳では「並べる」「重ねる」、
3歳以降では「お家づくり」や「ごっこ遊び」にも展開。
つまり、遊びの“余白”があるおもちゃが優秀なんです。
実例:100均・日用品でできるおもちゃ5選
▶ 洗濯ばさみで指先あそび
洗濯ばさみを紙コップに挟んで「ライオンのたてがみ作り」。指先を使い、集中力UP。
▶ 紙コップタワーゲーム
何段積めるかな?崩れたら大笑い!繰り返し遊びたくなるシンプルな遊び。
▶ 牛乳パックでイス作り
牛乳パックを切って貼るだけで、世界に一つの小さなイスが完成。完成後はごっこ遊びに発展!
▶ ペットボトルキャップで色合わせゲーム
色を塗ったキャップを同じ色のカップに入れて分けるだけ。色・数・指先を使った楽しい学び。
▶ トイレットペーパー芯で迷路づくり
ダンボールに貼ってビー玉転がし。空間認識力と創造力が育つ!
親が意識するだけで、どんなおもちゃも「知育」に変わる
- 「どんな色かな?」と声をかける
- 「どっちが長い?」と比べてみる
- 「お片づけレースしよう!」とルールを作る
ちょっとした言葉がけや遊び方の工夫だけで、
シンプルなおもちゃもぐっと“育ちを助ける存在”になります。
まとめ:「高い=いいおもちゃ」じゃない!
✔ 子どもは、自由で面白いものに惹かれます
✔ 家にあるものでOK!遊びのヒントを見つけてみましょう
✔ 高いおもちゃがすべてじゃない。選び方で未来は変わります