ブログに見つけてくれて、ありがとうございます。
あなたは自分のことをどのくらいわかっていますか?
あなたは10年後、20年後どうなっていたいですか?
私は、キラキラ・ワクワクして生きていきたいです。
この記事では、あなた自身について目を向ける時間を作っていただけるように、セルフコーチングの簡単な方法をご紹介します。
きっと、自分の軸に気づき悩んだ時の選択の方向性を導きやすくなるのではないでしょうか。
1.セルフコーチングとは?
1.セルフコーチングとの出会い
私はなんでこの仕事をしているのだろう?
私が本当にやりたいことって何だろう?
…私って、何?
仕事と育児と家事に追われている中でふと
子どもが授かってから、自分に対して目を向けた記憶がない…と思うことがありました。
毎日楽しそうにキラキラしている人を見ては羨ましい気持ちがあり、自分もそうなりたい。
そこで出会ったのがコーチング
でも、コーチングって安くても10万前後 高ければ100万?!
高い…であればいっそ、まずは自分で自分を見直せないかと思いセルフコーチングを調べるようになりました。
2.コーチングとセルフコーチングの違い
大きな違いは「コーチが問いかける」か「自分で問いかける」か。
コーチングは、コーチがコーチング対象者へ問いかけを行うことで、コーチング対象者の潜在的なやりたいことや考えていることを引き出し、コーチング対象者の目標達成に向けて伴走してくれます。
一方、セルフコーチングは自分で自分の潜在意識を掘り下げて自分の内側にある問題に気付き、回線策などを自分で導きます。
3.ティーチングやカウンセリングとの違いは?
コーチングと似た言葉にティーチングやカウンセリングがありますが、コーチングとは別物です。
コーチングは伴走者として問題を自分で導き出すお手伝いをしますが、ティーチングは指導者として問題解決法を教えるもの。
そして、カウンセリングは相談者が抱える悩みや困りごとに耳を傾けて解決に導くもの。精神面で相談者に寄り添う意味合いが強いのではないでしょうか。
2.セルフコーチングの効果
では、セルフコーチングにはどんな効果があるのでしょうか。
1.目標達成が早い
コーチングはコーチに依頼するため、コーチと自分との時間調整も必要になります。
お金を支払いすぐ始めましょう!ではなく、2週間後のこの時間はいかがですか?なんてことも。
一方、セルフコーチングは自分自身でできる時間を見つけて向き合えるので(5分でもいい!)、自分自身の課題や思考の癖、それに対する解決法が自分のタイミングでできるので、目標達成までのスピードも上がります。
2.継続的に成長できる
セルフコーチングに慣れてくると、自分の悩みや問題に対する気づきのきっかけも自分で作れるようになります。場所や時間を問わず、幾度となく直面する問題に対しても自分で問題解決することができ、常に成長することができます。
3.客観性が身につく
自分自身に対して問いかけを繰り返すことで、客観的な視点が身に付き、だれかが抱いている気持ちにも気づくことができるようになります。
他人とのコミュニケーションの向上にもつながることが期待できます。
4.習慣化が必要
セルフコーチングに慣れるまでは正しいやり方と注意点を確認しながら、何度も繰り返して習慣化させることがとても大切です。ただの独りよがりにならないためにも、時にはコーチングなどを受けて、外部からのフィードバックをもらうことも効果的です。
3.セルフコーチングの4ステップ
1.目標設定
コーチングもセルフコーチングも「こうなりたい」という目標(ゴール)設定がなければ、進むべき道が分からなくなってしまいます。
目標設定は具体的であるほどいいので、「2カ月後までに5キロ痩せたい」「来月の売り上げを5%上げたい」など期限や目標が数値化できると、なおよいです。
2.現状把握
目標が達成していないということは、現状との差があるということ。では、その差はいったい何なのかを知ることが大切です。
「今の自分には何が足りないのか」を洗い出し「ほかに足りないことはないか」根本原因を突き詰めるまで自分に問い続け、現状把握をしましょう。
「なぜなぜ分析」を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、なぜ?なぜ?を5回ほど目安に繰り返すといいと言われています。
3.行動計画
目標と現状のギャップが分かったら、それを埋めるための行動計画を立てましょう。目標期日2か月後とたてたなら、1か月後までに達成する目標は、その達成のために今週は何をするか、小さく分解して計画を立てましょう。
大きな目標だと何をしていいかわからない、まだ時間があるからいいとなかなか行動に移しづらい可能性が高いのですが、小さな目標をたてて行動し達成を経験することで、達成感と自己肯定感につながります。
4.習慣化
コーチをつけたコーチングでさえ簡単に効果は出ません。継続して続けていくことが大切になります。セルフコーチングであると、サボったとしても誰にも責められることはないので、続ける工夫が必要となります。
目標をイメージした写真を集めて飾る、文字に書きだして貼る、自分自身に対して肯定的な言葉を投げかけ続け、やり遂げる自信をつけるなどが、効果的な方法としてよく言われています。
4.実施する上での注意点
セルフコーチングを正しく行わないと、いつの間にか目標からずれて都合のいいように物事を解釈してしまうことがあります。
また、ただ「理想の自分」になろうとするあまり、現実からかけ離れていた李、強制することでのストレスがかかる危険性もあるので、注意するポイントに気を付けて行ってください。
自分の感情を無視しない
自分自身に問いかけ、目標に向かっている間には、やはり目指すものへのギャップを感じ、必ずしもいつもポジティブな感情でいられるわけではないと思います。
また、日常生活で疲れたりやる気が出ないこともあるかと思います。
そのようなネガティブな感情に対しても、なぜそう考えるのか、なぜやる気が出ないのか、一つ一つに向き合っていくことで、思考の癖も見つかるようになるかと思います。
書き出してみる
ヘンマル・エビングハウスという人物をご存じでしょうか。彼が発見した「忘却曲線」では、人間は学習後20分で42%忘れ、一時間後には56%忘れ、1日後では74%忘れ、1週間後には77%忘れてしまうという研究結果を発表しています。
特殊な人はいますが、基本的に人間は忘れやすい
なので、記録を取らないことで、考えたこと、感じたことを忘れたり美化してしまうこともあります。
そこで、ノートや紙に書きだし、いつでも見直せるようにすることがおススメです。
重要なことを忘れない
コーチングであれセルフコーチングであれ、理想の目標達成には時間がかかるものです。
忙しい毎日に追われている中では、自分の目標より緊急で対応しなければいけないことに忙殺されて、考える時間すら取れないこともあるかと思います。
ただ、せっかく「なりたい自分」を見つけることができたあなたなのに、途中であきらめてしまうのは勿体ないです。
緊急ではありませんが重要だということを忘れず、意識的に時間を作って習慣化しましょう。
5.セルフコーチングで使える質問例
では実際どんな問いかけをしたらよいのだろう?
ここでは効果的な質問の例を紹介します。
1.自分を知る質問
・今までどんなことをしてきた?
・今までで印象に残っている出来事は?
・今までで一番辛かったり苦しかったことは?
・時間を忘れるほど夢中になることは?
・これまでに一番時間やお金をかけたことはなに?
・小学5年生の時、何に夢中になっていた?
2.目標を設定する質問
・どんな自分になりたい?
・どんな仕事が出来たらうれしい?
・毎月どのくらいの収入がある安心?
・どうしてそうなりたいの?
・もし魔法が使えたら、何を叶えたい?
3.目標に対する行動を決める質問
・なりたい自分として生きている人はどんな人で、どういうところにそう思う?
・誰か力になってくれる人はいる?
・目標達成するまでに障害となるものはどんなこと?
・明日までに完了しないと行けなかったら、まず何をする?
4.行動を振り返る質問
・どうしてうまくいかなかったのだろう?
・どうしてうまくいったのだろう?
・今日のタスクは達成できた?できなかったのはなぜ?
・アクションしてみてどんな気持ち?
・いま行き詰まっていることは、目標を達成するために本当に乗り越えないといけないこと?
5.自分の変化や感情に気づく質問
・どんな時に心が震えた?
・どんなことが嫌だった?それはなぜ?
・どんなことが嬉しかった?それはなぜ?
・なんでそれを選んだ?
6.まとめ
人は小さな決断も含めると一日に35,000回も何かしらの決断をしていると言われています。
大きな決断をしなければならないとき、自分の軸があるとなりたい自分に向かった選択ができるようになるのではないでしょうか。
この記事を読んでくださったということは、自分に目を向ける時だったのだと思います。
それは何歳になっても遅くはなく「今、このとき、出会う必要があった」ということだと思っています。
育児もいずれは終わるもの。
そうなったとき、何をしていったらよいかわからないなんてことがないように
是非、キラキラ・ワクワクした未来に自分を導くためにも、自分自身について考えてみてください。