何だか気分が落ち込む、このイライラは何?
また夫や子どもにあたってしまった…私ってダメだ
そもそも、イライラしない人って神なの?!
これは、いわゆるワンオペ育児+仕事で常に心に余裕がない私だったのですが
もしあなたも毎日忙しくてイライラしがちになっていたとしたら
心穏やかに過ごしたいと思いませんか?
・感情をコントロールする方法
・すぐにできるイライラ解消法
・ワクワクと幸せに生きる方法
1.ストレスと向き合うための理解と認識
1.そもそもストレスとは?
ストレス=ネガティブととらえる人は多いかもしれませんが、そもそもストレスとは「外部からの刺激に対する心身の反応」であり、嬉しかったり楽しかったりすることも「ストレス」なんだそうです。日常の中のあらゆる出来事・変化がストレス要因ということを知っておくと、ストレスとの向き合い方が変わってくるかもしれません。
2.ストレスの原因
ストレスの原因となる外部刺激はストレッサーとよばれ、暑い・寒い・臭い・重いなどの物理的/科学的なものや、睡眠不足・病気などの生理的なもの、対人関係の不安や緊張・怒りなど心理社会的なものなど、さまざまな原因があります。
そのストレッサーがうまく適応できなかった場合、心身に影響が現れ、消化性潰瘍や高血圧などの心身症や不安や抑うつなど精神症状が反応として現れてしまうのです。
3.自己ストレスチェックの実施方法
ストレスチェックを実施したことはありますか?
私は毎年職場で受けているのですが、今まで高ストレス状態以外の結果が出たことがありません…
インターネットで「ストレスチェック」「セルフストレスチェック」などを検索すると沢山出てくると思いますので、是非やってみてはいかがでしょうか。
いくつか試してみましたが、だいたいどれも同じような質問内容で、検索結果もほぼほぼ同じでしたので、お好みのサイトで実施してみたらよいかと思います。
4.ストレスと心の健康への影響を知る
2.感情のコントロールした先にあるもの
1.ヒトは見た目が大事?!
カリフォルニア大学の心理学者 アルバート・メラビアンの研究では、誰かとコミュニケーションをとるとき、視覚情報と聴覚情報の92%で印象が決まると言われています。
不機嫌そうな顔をしていると、何だかこの人近寄りがたい、人間的に付き合いたくないと過小評価されてしまう可能性があります。自分の感情に気づき理解することで、どんな時に不機嫌になるのかという傾向が見えてきます。
自分の感情を理解して、感情をコントロールできるようになることが、幸せに生きる第一歩になります。
2.感情のコントロールができないと不幸になる?!
いつもご機嫌でニコニコしている人、一緒に悲しんでくれる人、こんな人と一緒にいると何だかホッとしませんか?一方で、突然怒り出す人、怒鳴り散らす人を見ると不愉快に感じるものです。
感情を表現すること自体は悪いことではないし、何を考えているかがわかるので安心感があり、好感も持たれやすいですが、感情をコントロールできない人は常にマイナスの感情を心に抱えてしまい、それが爆発したとき問題行動を起こしかねないという可能性があります。
感情をコントロールできると、自分の心の状態に気付き、問題行動を起こさないよう自制することができます。良好な人付き合いだけでなく、勉強や仕事にも安定して取り組むことができるので、結果としてプラスに働き人生が充実するのです。
3.あなたの思考の癖を知る
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究では、ヒトは小さい判断も含めると、一日に3万5000回もの判断をしていると提唱しています。そして心理学者ジークムント・フロイトの氷山の隠喩ではヒトは90%以上が無意識と言われており、無意識的に同じことを選んでいるのです。
つまり「こんな時はこう考えがちだったんだ」と自分の癖を知る練習をすることで、理由もわからずモヤモヤしていたことが晴れたり、自分を責めたりすることも少なくなり、前向きにとらえていくことができるようになります。
3.今すぐできる!あなたを幸せにするイライラ解消法5選
1.腹式呼吸で呼吸を整える
イライラしているとき、緊張しているときは呼吸が浅くなります。酸素は脳の栄養。脳に酸素を送ることを意識して、深呼吸をすると良いです。ここでは副交感神経を刺激し自律神経が整ってリラックス効果のある腹式呼吸のやり方をお伝えします。
②3秒かけて鼻から息を吸う
③6秒かけて口から息を吐く(息を吸う倍の時間が目安)
④5~10分ほど繰り返す
あまり無理してやりすぎるとめまいがすることがあるので、体調や慣れに考慮してやってみてくださいね
2.出来事と感情をノートに書いてみる
自分が昨日一日どんな行動をして、どんな気持ちだったかをパッと言えますか?では、この一週間ではどうですか?
今日は何時に起きてどんな気分だったか、家族のご飯を作る時、子どもたちが起きたとき、仕事をしているとき…その時々にどんなことをしてどんな気持ち・気分だったか記録して、一日の終わりにチェックしてみてください。
もし、イライラしていることが多かったとわかったら、なぜイライラしていたのかに向き合ってみると、自分がイライラするパターンが見えてきて、明日はイライラを少なくするヒントが見えてくるかもしれません。
そもそも、いちいち書くのもストレス…なんて人は、スマホのメモに「こんなことがあって、こんなことを思った」だけを書き留めていくことから始めても良いですね。
3.好きなこと・嫌いなことを知る
自分は「何が好きなのか・何を大切に思っているのか」「何が嫌いなのか・何が許せないのか」と、その理由を書き出してみましょう。自分が重要と思っていること、大切に思っていることが見えてきます。
他人の評価や顔色が気になってしまっても、その人はあなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。自分を知り、自分軸の考え方ができるようになるとありのままの自分に自信をもって生きていくことができます。その方がワクワクしませんか?
あなたはあなたのままでいいのです。
4.感謝する
自分の心に余裕がないときは他人が羨ましく思え、不満も出がちです。逆を言えば、心に余裕があればいろんなことに寛容になり受け入れられ、羨ましい・妬ましいという思いもなくなるのではないでしょうか。
普段、鼻で息を吸うことに意識していない私ですが、風邪で鼻が詰まったとき、苦しくて風邪よ早く治れ…と願ったりします。当たり前のことは実は当たり前ではなくありがたいことです。羨ましいと思えるような誰かの存在があることも、実はありがたいことなのです。
羨ましいと思った時は、その人の羨ましい部分を褒める言葉・感謝の言葉を思い浮かべてみましょう。本音で褒められて嫌な気分をする人はいないはずなので、できればその人に感謝の言葉をかけてみましょう。
他人をほめる心の余裕が生まれた自分にも気づき、相手とのコミュニケーションも良好に働き、一石二鳥です!
5.ポジティブに言いかえる
何故かよくないことが続いて、ついつい不満や不安を口に出してしまいがち、ため息もつきがちだった私ですが、それはマイナスを自分自身で呼び寄せていたことに気がついてから、いろんなことが好転しました。
ヒトは自分がいま関心あることに意識を向けがちなので、ネガティブに考えると脳がネガティブを引き寄せるようになる(いいことがあったとしても次になりかよくないことがあると「やっぱり私は…」と思ってしまいがち)のです。
だまし絵を見た経験はありませんか?角度を変えれば見え方が変わります。
「あぁ、また仕事を頼まれた…」と「新しい仕事が来た!成長するチャンスだ!」とではどちらの方がワクワク出来そうですか?ネガティブにとらえるかポジティブにとらえるかは自分次第なので、ポジティブの方がワクワクしますよね。
ポジティブワードに言い換える練習はいつでもできて簡単なのでおススメです!
まとめ
良い刺激も嫌な刺激もストレスであり、捉え方は自分次第です。
いかに自分がイライラせずご機嫌で過ごしていけるのか、満たされて過ごしていけるのかは結局自分次第なのです。
生きていく中では様々なことがあり、色んな人と関わっていくのでイライラしたり疲れてしまうことって日常にたくさん感じていたかもしれませんが、是非イライラしない習慣でマインドを整えることを試してみてください。
人生は一度きり!未来もハッピーと思える方がワクワクしませんか?
ストレスとは…参考:e-ヘルスネット(厚生労働省)